Q&A

Q1. どんな人が血中セプトフォー測定を受ければいいですか。

A1. 45才以上の方ならどなたでも受けられた方がいいかと思います。35~44才の方でも、両親やご兄弟で若くして癌になった方がおられる方は受けられた方がいいかと思います。

Q2. 従来の測定法と何が違うのですか。

A2. 大腸癌については「癌について」の「6. 大腸癌検診としての便潜血検査について」をお読み下さい。泌尿器科癌については、現在ある癌マーカー検査は、膀胱癌では尿中NMP-22(エヌエムピー22)検査、前立腺癌ではPSA(ピーエスーエー、膀胱特異的抗原)、腎癌では特にありません。これらの癌マーカー検査は、癌なら必ず出るというものでなく、またその割合もそれほど高くありません。前立腺癌での検査はSEPT4測定でも行いますが、従来法は放射性免疫法または酵素免疫法で測定されますが、本測定法では免疫法ではありますが、微量のPSAを測定できます。SEPT4測定では、膀胱癌患者さんで77%の陽性率(患者さんを測定して陽性になる率)、前立腺癌患者さんで89%、腎癌患者さんで92%の陽性率を示しています。

Q3. 測定はどこの病院でもできますか。

A3. 現在は協力いただいている病院などで行っております。詳細はメールまたは電話でご説明いたしますので、メール(bradeion.kenkyuusho@me.com)で、

 1. 氏名(ふりがな)

 2. 生年月日

 3. 性別

 4. 住所

 5. 電話番号(携帯でも可)

 6. メールアドレス

 7. 測定に都合のよい日

をお知らせください。追って、採血の指定病院などをお知らせいたします。

Q4. 近所の医院・病院ではできないのですか。

A4. このSEPT4測定はまだ新しい測定法で、測定する機械も非常に高価で所有する施設も非常に少なく、またこの技術も本社でしかできないため、現在保険医療ではできません。したがいまして、現在協力していただける人間ドックを行っている医院・病院を募集しているところです。

Q5. SEPT4測定結果により、その後どうすればよろしいでしょうか。

A5. SEPT4測定で総合判定が陰性の場合、1~2年に1度測定を受けて下さい。

  総合判定が陽性の場合、備考欄を参考に消化器内科または外科、泌尿器科を受診して下さい。特に精密検査が必要と思われる方には、優秀で信頼のおける大腸鏡検査医や泌尿器科医を紹介いたします(有料)。

 Q6. 測定費用はいくらですか。

 A6. SEPT4と前立腺癌マーカー(PSA)、薬効基準マーカー(TGFbeta1)、細胞増殖マーカー(SCD)のすべての測定で10,000円から、ヒトセプチンマーカーとその他の1項目の測定で7,000円から、です。受診医院などでお支払い下さい。